関節痛成分「コンドロイチン」を徹底比較!豊富なコンドロイチン解説コンテンツも参考に!
不定愁訴というのは、ストレスなどによって起こる原因のはっきりしない心身の障害(食欲不振、倦怠感、疲労感、頭重、頭痛、不眠、便秘、肩凝り、腰痛など)です。
結果報告によれば、コンドロイチンは不定愁訴に対して、驚くべき臨床効果を発揮しています。
一例として、宮城中央病院の報告を紹介しましょう。
病院を訪れる患者のなかで、とくに中高年齢層の患者の場合は、原疾患に直接由来する症状のほかに、加齢その他の原因でいろいろな不定愁訴を同時に訴える場合が多いです。
今回、当病院内科を受診した患者を対象に酸性ムコ多糖体の一種であるコンドロイチン製剤をこれらの症状緩解の目的で試用し、その有効性について検討をおこないました。
対象症例は20例で、入院10例、外来8例、入院・外来2例、年齢は44〜84歳と比較的高齢者が多かったです。
原疾患としては高血圧症、動脈硬化症、気管支喘息、慢性胃炎、神経痛、肝機能障害、糖尿病など多岐にわたっていますが、患者は同時に三〜五の症状を訴える場合がほとんどでした。
発現頻度の多かった症状としては、疲労感、肩こり、腰痛、歩行障害、倦怠感、頭重、四肢のしびれなどであり、症状の重症度分布でもほぼ同じ傾向を示し、疲労感、腰痛、肩こり、歩行障害に高度症状の訴えが多く、ついで倦怠感、頭重、四肢のしびれ、不眠などでした。
効果判定は、不定愁訴の改善という治療目的から、自覚症状の変化を主体にして判定をおこないました。
その結果、自覚症状の総合判定では有効以上は55.5パーセント、やや有効以上は100パーセントという成績を得ました。
症状別改善度では疲労感、肩こり、腰痛、倦怠感、頭重などに高い改善率を認めました。
投与期間別の効果発現時期は、2週間後では有効率は低く、4週後で32.5パーセント、6週後で81.8パーセントを示し、効果発現には一定期間の投与継続が必要と思われました。
以上のようにコンドロイチンの投与により、原疾患による症状とは考えがたい不定愁訴の改善あるいは軽快が認められました。
コンドロイチンが有するこれら臨床効果について諸家の報告がなされていますが、コンドロイチンの医学的応用は、1936年、CRAND00Lらが偏頭痛の治療に応用したのが最初とされています。
コンドロイチンは、酸性ムコ多糖休と呼ばれる高分子物質の一種で、軟骨、腱、骨端、結合組織の基質などに比較的多量に含まれており、グルクロン酸とガラクトサミンとからなっていいます。
わが国でもCRAND00Lによる偏頭痛に関する研究後、各方面でコンドロイチンの治療研究がなされています。それらの研究によると、コンドロイチンの作用として組織透過性増大、滲出液吸収、肝実質細胞増殖促進作用、血中総グルクロン酸増強などが認められています。
したがって現在ひろく慢性頭痛、神経痛、筋肉痛その他疼痛疾患、腎炎、難聴などに治療的応用が試みられています。
一方、中国などで古くから不老長寿の薬として知られている鹿茸(ロクジョウ)、虎骨酒(ココツシュ)、フカのヒレなどには共通してコンドロイチンが多く含まれ、栄養学的滋養強壮剤の成分としても使われてきている物質です。
生化学的物質という点から速効性を期待することは難しいですが、中高年以降、加齢に伴って多くみられる各種不定愁訴に対し、栄養学的補助治療の観点からも試みる価値があると思われます。
この宮城中央病院の報告に見られるように、コンドロイチンの不定愁訴に対する効果は驚くべきものです。
お肌の大敵である不定愁訴を撃退することによって、内面から美しくするコンドロイチン美容が、いま注目を集めているのもうなづけるわけです。
参考になさってください。
こうした健康効果が期待されるコンドロイチンですが、アンチエイジングや関節痛予防を進めたいと思う方はコンドロイチンを試してみてはいかがでしょうか。
なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。
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