グルジア＝ジョージアでは、チョウザメの軟骨を長時間かけて煮だして作った煮こごりを昔から愛用しています。

この煮こごりにはネバネバ物質の成分がたくさん合まれております。しかし、大部分がタンパク質と結合した形で存在しているために、体内への吸収は効率的ではありません。

ネバネバが効くとわかっていても、それでは実際問題として、どうやって摂取するのがいいかということになります。

ましてや成分抽出がむずかしいとなれば、一般家庭ではお手上げです。ウナギが良いからといって、蒲焼ばかり食べていたのでは、コレステロールが増加する心配もあります。

そこで、こういう困難さを克服し、私たちが容易に入手しやすくしたものが市販されています。

それは、コンドロイチンと結びついているタンパク部分を切り放し、体内に吸収されやすい形にした、コンドロイチン硫酸製剤が、いろいろなかたちで市販されています。

軟骨スープの顆粒にしたものもできているようです。

この軟骨スープの顆粒は軟骨の成分を自然のままに抽出したもので、コンドロイチンをはじめとし、その他のネバネバ物質や栄養学的にのぞましい必須アミノ酸、それに最近話題にのぼっている無機物質などを、軟骨の天然組成のままで含まれるように作られたものです。

これならば容易に入手でき、そのうえ吸収されやすいので、何の心配もいりません。

なお、近年、日本人の栄養はカロリー的には十分すぎるとも言われております。

しかし、パランスのとれた栄養となりますと疑問があります。個人差や好き嫌いもあるでしょうが、どちらかといえば無頓着に食べていると言われても止むをえない状態です。

別の表現でいえば不完全食というわけですが、これを多少でも補うためにも、コンドロイチン製剤とか、軟骨スープの顆粒を併用することは意義があります。

（続く）

参考にしてみてください。

なお生体に不可欠な結合組織の主成分であるコンドロイチンですが、アンチエイジング成分として人気のヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら３つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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