高齢化が進む日本ですが、単に病気をしない、長生きをする、といった医学的なニーズだけでなく、より健康的で、活動的で、楽しいシニアライフを送るためのアンチエイジングニーズが高まっています。

　そうしたアクティブな老後を送るために有望な成分として人気なのがコンドロイチンですね。こちらのコラムでは、コンドロイチンの持つアンチエイジング効果をご紹介していきたいと思います。

　さて、前回のコラムでは、眼はコンドロイチンの働きによってコントロールされている、といってもよいほどの組織構造になっており、市販の目薬をみても、コンドロイチン硫酸配合が今や常識化しているというのも、こうした理由から、とご案内しました。

＞＞＞老眼もコンドロイチン不足が原因

　生まれたばかりの赤ちゃんの眼（水晶体）はきれいな透明ですが、２０歳を過ぎる頃から水晶体の黄色化が始まり、３０歳、４０歳、５０歳、と年を取るにつれ、水晶体の黄色みが増し、水晶体自体も固くなります。

　ちょうど、肌の老化と同じテンポで眼の老化も進んでいくわけです。

　ただ、老化現象で、多少、水晶体が固くなっても、実際の眼の機能では不自由はしません。

　人間の眼はそんなにヤワにはできていないのです。

　しかし、その水晶体の老化（＝固くなること）がある程度進むと、そうはいかなくなります。

　その年齢帯が４０歳から４５歳過ぎです。

　老眼鏡をつくる人は、早い人だと４０歳過ぎてすぐ、遅い人だと５０歳でもまだつくっていない、と、個人差があります。

　ところが、眼の老化に個人差はあまりないのです。４０歳を過ぎると、誰にも平等に眼の老化は忍び寄ってきます。

　そして、４５歳前後には誰にも老眼の初期症状が現われ、４５歳頃には誰でも老眼鏡が欲しくなる。ただ、老眼鏡がいつから必要かは、その人その人の生活スタイルで異なってきます。

　細かい字をたくさん見なければいけないような人、あるいは細かい作業をしなければいけない人は、より早く老眼鏡が必要になる、というわけです。

　老眼の初期の頃は、朝はよく見えたのに夕方は見えにくい、という人がおります。それは、朝は起きたてですから疲労がなく、夕方はその眼の疲れが眼に来ている、ということが実態な のです。１日のうちで、眼がよく見える時間帯と見えにくい時間帯がある、ということはないのです。

　また、近視は老眼にならない、ということも耳にしますが、そんなことはありません。

　近視の人も老眼になります。遠近両用メガネの存在を考えれば、容易にわかることです。年を取った近視の人に、近くのものが見えたということはありますが、それはたまたま焦点が合ったにすぎません。

　ただ、近視の人が、老眼になると、近視の具合が弱くなる、というケースはあります。

　一方、遠視の人が年を取ると、近くのものを見るのが人よりも早く苦痛になる傾向はあります。

　参考になさってください。

　さてこうした、健康を維持し、アンチエイジング効果があるコンドロイチンの効果・効能にご興味がある方はコンドロイチンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

　なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら３つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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