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さて、痛みが主な症状となる病気といいますと、腰痛、五十肩、神経痛、関節リウマチ、偏頭痛などをあげることができます。
コンドロイチン硫酸はこれらの疼痛に効果がありますが、アスピリンのような鎮痛消炎剤の効きかたとは作用がちがいます。
5.リウマチ
一般に手足や背中に痛みやこわばりのくる病気を総称し、リウマチ性疾患といっています。
これは、関節のリウマチと、関節以外のリウマチとに分けられます。
関節のリウマチは、さらに、炎症性のもの(リウマチ熱、慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎など)と、炎症性以外のもの(変形性骨関節炎)とに分けます。
関節以外のリウマチとしては、筋、腱、腱鞘、粘液包などに起る軟部リウマチ、俗に筋肉リウマチや関節周囲炎などがありますし、眼、肺、肋膜、リンパ節、皮膚などを侵すこともあります。
このように、リウマチという病気は、骨関節、筋肉などの運動に関係する器官や、脊柱のように体を支える器官、あるいは、器官と器官を結んでいる結合組織などに痛みの起る病気です。
リウマチが進行してきますと、軟骨や骨の組織が犯されてきます。その際、当然こわされた成分が尿中に出てくるはずです。事実、リウマチや膠原病(結合組織の病気)の時には、尿中に多糖体物質(ネバネバ物質)が余計に出てきます。
炎症活動が盛んな時には、それも多くなります。ところが、長いことリウマチを患っていますと、尿中に硫黄分(コンドロイチン硫酸の分解物)の排泄が減ってきます。
昔の学者は、これは体内で硫黄分が減っているからで、これを補なった方がいいだろうということから、硫黄泉がよく使われました。
コンドロイチン硫酸(ネバネバ物質)を投与したらどうかと思い、それを実施してみました。すると今までとは違って硫酸イオンの排泄が一時的に増加し、やがて正常な排泄に近づきました。
リウマチは結合組織が壊され、その中の硫酸イオンが出てくるのです。ぞれが一時的に出るのではなく、組織内でおそらく溜っているところがあるのではないかと想像しております。
コンドロイチン硫酸には炎症を抑える作用はないので、消炎の目的には使うことができません。
でも、組織破壊の修復に役立つか、もしくは破壊の進行を止めてくれるのではないか、そうなると炎症性の疾患である関節リウマチよりも軟骨が破壊されて起る変形性関節症の場合に役立つのではないかということです。
外国でもこんな場合に骨髄の成分を投与している学者がありますが、この中にはコンドロイチン硫酸が含まれていると書かれています。
なお、関節組織以外のリウマチでも、結合組織の修復や、こった筋肉の循環改善にコンドロイチン硫酸が役立つと考えられます。
(続く)
参考にしてみてください。
なおこのような疼痛に良い効果のあるコンドロイチンですが、同じくアンチエイジング成分として人気のヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。
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