関節痛成分「コンドロイチン」を徹底比較!豊富なコンドロイチン解説コンテンツも参考に!
前回に続き、動脈硬化の予防法として東大名誉教授大島先生にお伺いした話をご紹介します。
中風の湯には動脈硬化の予防効果があるということが判りました。
どうして中風の湯は動脈硬化に予防的に働くのかを調べるためにその主要な成分である硫酸イオンの働きを追求すると、入浴により吸収された硫酸イオンは一部がコンドロイチン硫酸の形になることがわかったのです。
そこで、コンドロイチン硫酸をコレステロールをのませている動物に注射をしてみました。
この結果も大成功で動物の血液中にコレステロールがふえることを抑制し、さらに動脈硬化の発生もへらすことができました。
つづいて、コンドロイチン硫酸に血栓を防ぐ作用があるか、どうかの研究を行いました。
その結果、ヘパリン(硫黄分が多いムコ多糖体)ほど強くないけれど血液凝固を抑制する作用のあることが判りました。
コンドロイチン硫酸は生理的に血管壁に沢山にあるものですが、その意義は高脂血症(血中に脂質が増加する)を下げる働きをする、そして、血管に脂質が沈着するのをおさえる、血液が凝固するのを軽いながら防ぐ力がある、ということになるのではないでしょうか。
実験につかった動物は初め草食動物であるウサギで行なったのですが、人間と食物がちがいます。
そこで次は人間と似て雑穀を食べるニワトリをつかい、今度は注射でなく、経口的に与えて動脈硬化の予防に成功しました。
これと同じ実験をアメリカでサルをつかって研究していますが、同じように成功しています。
さらに、実験的には結合組織の繊維を強化する作用も証明できたので、こんなことから、私はコンドロイチン硫酸は脳血栓や脳出血を含めて、脳卒中や冠状動脈硬化の予防に役立つのではないかと考えています。
(続く)
参考にしてみてください。
なおこのように動脈硬化予防に良い効果のあるコンドロイチンですが、同じくアンチエイジング成分として人気のヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。
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