さてわが国の薬局方では、毒薬と劇薬の区別を、マウスに皮下注射した場合に、ＬＤ５０が体重１キログラム当り２００ミリグラム以下を劇薬とします。

そして２０ミリグラム以下の場合には毒薬としています。

この基準からみましても、コンドロイチン硫酸はいたって安全性が高いということになります。

近年薬の安全性試験のなかに胎児試験といって、母親に薬を与えた場合、その子に奇型などの異常がないかどうかを見る試験がはいりました。

また、アレルギー発作や発疹などをみる試験も重要視されるようになりました。

では、他の保健薬などと併用してどうか、安全なのだろうかという心配もあるでしょう。

結論を先にいえば、いっこうに差支えないということです。

コンドロイチンは、生体成分であるばかりでなく、単糖が集合してできた多糖体であるからです。

（続く）

参考にしてみてください。

なお生体に不可欠な結合組織の主成分であるコンドロイチンですが、アンチエイジング成分として人気のヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら３つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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