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さてコンドロイチン硫酸を天然の食品から摂取する場合には問題はありませんが、この製剤が「くすり」や保健薬として薬局などで売られる場合その安全性を一応確認しなければならないでしょう。
薬の毒性を知る目安といいますと、学問的にLD50という表示が用いられます。
これは50%致死量といということの意味です。これはどのようにして求められるのかといいますと、一つの薬についていろいろな量を多数の動物に与え、その死亡率を調べ、用いた量と死亡率の曲線を描きます。
すると、図のようにS字状の曲線が得られます。
用量が0点からA点までは死亡率が零で、A点を越しますと、死亡する動物が出てきます。
B点以上の用量になると、全部死亡してしまいます。
この場合、A点を最大耐量といい、B点を確実致死量といっています。この図でわかるように、A点やB点附近の曲線はゆるやかなので、正確に最大耐量や確実致死量を求めることは困難です。
そこで、A点とB点の中間を求めるのが、もっとも信頼度が高いので、50パーセント致死量(LD50)として表示されるのです。
このようにして、マウスを実験動物として算出された、コンドロイチン硫酸の50パーセント致死量は、静脈注射ですと体重1キログラム当り3,313ミリグラム、すなわち体重60キログラムでは約180グラム、腹腔内投与ですと、体重1キログラム当り7,875ミリグラム、体重60キログラムに換算しますと470グラムとなります。
経口投与の場合は体重1キログラム当り15,000ミリグラム、体重60キログラムに換算しますと900グラムとなりますが、この量まで投与しても死亡は見られませんでした。
したがって経口投与による場合の50パーセント致死量は測定できない程、たいへんな量となります。
(続く)
参考にしてみてください。
なお生体に不可欠な結合組織の主成分であるコンドロイチンですが、アンチエイジング成分として人気のヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。
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