老化に伴って「コンドロイチン」の生合成が弱り、それにいろいろな代謝障害が重なって一層コンドロイチンが減少するため、不溶性タンパクが組織に沈着し、動脈硬化を促進したり、その他の障害をひきおこすようになります。

こんな状態がつづきますと必然的に体内水分も減少します。その結果、皮膚がたるんでシワができたり、シワが生じるようになれば内臓や器官も萎縮してきた可能性が考えられるのです。

コンドロイチンを補給して、萎縮した組織や器官が再び活気を呈し、水々しい肉体を取戻さなければなりません。

しかし、コンドロイチンを摂取すれば、たちどころに効果が現れるというものではありません。現在の合成技術では、コンドロイチンは容易に合成することはできません。生体成分として天然の生体から抽出しているのです。

したがって、その効用は一たん体内に取り入れられたのち、必要な体成分に再合成されて、はじめて効果を発揮するものです。

そこで、症状や個人差によって長短の差はありますが、一週間、あるいは数ヶ月から数ヶ年にわたって連用が必要になる場合もあります。

よく世間では「早く効く薬」とか「良い薬」とかいわれます。早く効く薬は症状にたいして即効を現わしますが、その反面には危険性もともないます。

良い薬というのは効果が緩まんですが、反面安全性が高く確実な効用があるものを言うのです。

（続く）

参考にしてみてください。

なお生体に不可欠な結合組織の主成分であるコンドロイチンですが、アンチエイジング成分として人気のヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら３つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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