関節痛成分「コンドロイチン」を徹底比較!豊富なコンドロイチン解説コンテンツも参考に!
高齢化が進む日本ですが、単に病気をしない、長生きをする、といった医学的なニーズだけでなく、より健康的で、活動的で、楽しいシニアライフを送るためのアンチエイジングニーズが高まっています。
そうしたアクティブな老後を送るために有望な成分として人気なのがコンドロイチンですね。こちらのコラムでは、コンドロイチンの持つアンチエイジング効果をご紹介していきたいと思います。
さて、私たちの身体にとって、水分の果たす役割は想像以上に大きいという点は前回のコラムでご案内しました。
>>>コンドロイチンは生命活動維持の命綱
そしてこの生命活動に不可欠な水分を細胞に届けるのが、細胞と細胞とをつなぐ「結合組織」なのですね。その、大切な「結合組織」をもっとくわしく知ることにしましょう。結合組織は次の要素からからできています。
1.細胞性結合組織
・線維芽細胞
・巨大喰(マクロファージ)細胞
・肥肝細胞
2.線維性結合組織
・膠原線維
・レチクラム線維
・弾力線維
3.線維間物質(基質)
・ムコ多糖類成分
・タンパク成分
細胞性結合組織の役割は、線維芽細胞や膠原線維、弾力線維をつくり出したり、ムコ多糖類を合成して分泌する働きをし、巨大喰細胞の働きは、外部から菌や他の異物が侵入した時に防衛します。
肥肝細胞の働きは、血液の凝固を防ぐムコ多糖体、ヘパリンやヒスタミンを合成分泌するほか、血液の粘度の調節をします。
線維性結合組織の役割は、膠原線維、レチクラム線維、弾力線維のいずれも細胞や組織間を固定する働きです。
線維間物質(基質)はネバネバ物質ともいわれ、結合組織の機能でもきわめて重要な働きをし、その化学的成分はムコ多糖体といわれるものです。ムコ多糖体の作用は、生体内部の水分調節と組織液の貯蔵です。
結合組織の働きが悪くなることがいわゆる老化の原因だということがわかりましたが、結合組織の機能の中でも、実はムコ多糖体の機能の低下がいわゆる老化現象の原因なのです。
「老化」の犯人さがしをはじめて、ここにきてやっとその犯人を特定することができました。犯人は基質とかネバネバ物質といわれるムコ多糖体の機能の低下、いわゆるネバネバ物質の減少だったのです。老化の原因は結合組織の老化、というのが現在では一般的ですが、結合組織の老化は結合組織の中のネバネバ物質の欠乏、といったのは、元東邦大学教授の高田蒔先生です。
このネバネバ物質の代表的なものがコンドロイチンで、細胞間の基礎物質として全身に充満しています。ところがこのコンドロイチンは、年を取るにしたがって減少します。ということは、つまり、コンドロイチンを補給してやれば老化は防止できる、あるいは老化の進行を遅らせることができる、というわけなのです。
細胞や、膝・腰の関節の健康を維持し、アンチエイジングや関節痛予防を進めたいと思う方はコンドロイチンを試してみてはいかがでしょうか。
なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。
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