高齢化が進む日本ですが、単に病気をしない、長生きをする、といった医学的なニーズだけでなく、より健康的で、活動的で、楽しいシニアライフを送るためのアンチエイジングニーズが高まっています。

　そうしたアクティブな老後を送るために有望な成分として人気なのがコンドロイチンですね。こちらのコラムでは、コンドロイチンの持つアンチエイジング効果をご紹介していきたいと思います。

　さて、「みずみずしい肌」とか「水もしたたるいい女」といった言葉があるように、女性の若さのシンボルである「水分」は、どのような仕組みで身体の中に含まれているのか、お さらいしてみましょう。

　中高年の人の皮膚を調べてみますと、女性では４５歳前後、男性では５４〜５５歳から皮膚の衰退期に入り、皮膚の弾力線維や結合組織が退化しはじめ、皮膚表面の角質の肥厚など、いくつかの症状がみられることがわかります。肝心の結合組織も萎縮を始めるのです。

　そうなると大変です。みずみずしい肌を保つために、結合組織に含まれている水分が、日増しに減っていくわけです。

　この「脱水」現象が皮膚の老化の実態です。先に述べたように、アリストテレスが「老化とは乾燥への推移である」といったのは、まさに真実なのです。

　しかし、細胞に水分を含ませれば若返るんだ、ということで、老人がいくら水を飲んでも、老人の細胞にはサッパリ水はしみこんではくれません。それはいったいなぜでしょう。

　老人の細胞は、水に溶けた栄養分をあまり必要としなくなっているからです。自然の摂理に従って枯れ始めた老人の細胞は、すでに活発な活動をしなくなっているのです。

　つまり、老人になると細胞にそんなに栄養分を送り込まなくてもいいわけですから、当然血流も働きが弱まっています。水分も細胞まではしみこんではいかないのです。

　私たちの身体の血管の働きを強く支配しているのは自律神経ですが、この自律神経の末梢細胞を取り囲み、自律神経が活発に活動できるようにしているのが結合組織です。

　そして、結合組織の代表であるコンドロイチンが、自律神経の働きを支配し、水分の受け入れをコントロールしているわけです。

　それでは、中高年になっても結合組織に十分な水分を含んでいてもらうには、どうしたらいいのでしょう。

　そこでまたまた登場するのが、結合組織の主成分コンドロイチンです。そのコンドロイチンを継続的に補給することです。

　コンドロイチンは、こうして皮膚組織をみずみずしく再生させる「飲む美肌薬」として注目されつつあります。

　さらに、コンドロイチンは、動物由来の食物繊維であることも付け加えると、中高年女性を身体の内側から若返らせる画期的な美容素材といえるでしょう。

　参考になさってください。

　さてこうした、健康を維持し、アンチエイジング効果があるコンドロイチンの効果・効能にご興味がある方はコンドロイチンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

　なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら３つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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